デントリペア dent-repair

デントリペアについて

車のヘコミは、通常板金塗装で直すことが一般的です。しかし板金塗装では、傷のないヘコミでも塗装を削り、パテで整えるため時間と費用がかかり、オリジナルの塗装を完全に再現するのは難しいというデメリットがあります。

当店のデントリペアは、塗装を残したままヘコミを押し出す修理方法。作業時間が短く、料金もリーズナブルです。精密に整形するため、修理跡が目立たず、お車の価値も下がりません。

ただし、塗装の傷までは直せないため、すべてのケースに万能というわけではありません。それでも難しいヘコミでも可能な限りデントリペアで対応いたします。

そのヘコミ、本当に板金塗装が必要でしょうか?

別に鈑金塗装を否定しているわけではありません。デントリペアには技術的な限界があります。
塗装に傷があるものは復元できませんし、損傷の度合いによってはどうしても歪みが残ってしまうからです。
デントリペアで綺麗になおすことが出来ないものは、鈑金塗装で修理する、というように使い分けて考えていただく事がいいと思います。
まず塗装に傷がないヘコミに対してはデントリペアで綺麗になおせる確率が高いです。
傷を戻すことはできませんが、タッチアップで目立たなくなるレベルの小さな傷でしたらデントリペアはオススメです。
中にはコンパウンドで磨く事でほとんどわからなくなってしまう傷もあります。
傷があってもヘコミがなくなるだけで、景色の映り込みに違和感がなくなるので、見映えは格段に良くなります。
料金は鈑金塗装の半額以下、作業はほとんどの場合、数十分~数時間で終わります。
まずはお気軽にご相談いただければ、そのヘコミがデントリペアでなおせるかどうかの判断をすることが出来ます。

仕上がりへの拘り

ボディパネルを塗装の肌レベルで修正し、違和感のない仕上がりにすることが可能です。
ヘコミの部分にばかり意識がいきがちですが、実際はその付近に広く歪みの影響がでている事も多いです。
それらを見逃さずきっちり修正します。
修理が難しいと思われているプレスラインやアルミパネル、高張力鋼版パネルのお車のリペアも問題なく出来ますので、ご安心ください。

作業内容

デントリペアは、基本的にはヘコミを工具で押し出すことで修復します。
パネルの隙間やサービスホールを使って、ヘコミ部分に工具をアクセスさせています。

ドア

ガラスに傷をつけないようにしっかり養生して、ガラスと水切りモールの隙間から工具をアクセスさせます。

場合によっては内張りやガラスを外して施工いたします。

フェンダー

テールレンズや内張りを外してアクセスします。
ここも傷をつけないようにしっかり養生します。

ルーフ

天井の内張りを外して施工します。
※ルームランプやサンバイザーを外して、そのサービスホールからアクセス出来ることもあります。

ボンネット

カバーを外しての作業になります。

プーリング

ツールアクセスできない場合は、プーリング(引き出し)といった方法でなおします。

ルーフサイドピラーと呼ばれる部分がいい例で、ほとんどが袋状の構造のため、工具で押し出すことが出来ません。
塗装の表面に専用のグルー(樹脂ボンド)で接着してから引っぱる事でヘコミを引き出します。
ですが、それには少なからず塗装がはがれてしまうかもしれないというリスクがあります。
経年車で塗装の状態が悪かったり、再塗装されているお車には向いていません。
ですが、このプーリングにもヘコミの状態によって向き、不向きがあり、綺麗になおせないものがあります。
リペアの精度を優先する場合、ドリルによって見えない所に穴を開けて工具アクセスさせるといった方法もあります。
※開けた穴は、樹脂製のキャップで塞ぐので、水が入る心配はございません。
プーリング、ドリルド、どちらもあくまでもツールアクセスできない場合の最終手段であり、お客様の了解を得てから作業させていただいております。

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